donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
たとえば、 音楽が好きだとか、 何かを心底好きな人は、 僕はたぶん、 信じている人なんだと思いますよ。 だから、あの人を僕も信じたいと そう、さっき感覚的に思いました。 コレは人が良すぎると云うことな ...
たぶん。そうなるだろう、 僕のための、 bitterな現実。 それでいい。。。 しっかりと、傷付こう。 明日に歩き出せるように。。。
いつか すべてを抱え 消えてゆく。 僕と あなた。 ふたりだけ 知ってればいい。
傷口を開いて。 痛みに悶えながら またあなたを思い出す。 そして 永遠に古くならない その愛しさを 大切に大切に抱えて また苦しむ。 或いは。 そんなことの繰り返し。 そりゃあね。 すこしは強くもなる ...
拒絶され、隔離され、幽閉された孤独感。 揺らめく不安定な世界と 目の前に横たわる、 透明な、液体のような、壁。 寒さに手を牽(ひ)かれ、触れてみる。 掌で沸き立つような感触と 広がってゆく、無数の波紋 ...
ヒゲ。ハチノス。アタリ。 履き慣らしたリジットジーンズを 初めて水洗いする暑い初夏のハレの日。 庭先でずぶ濡れになって見上げた太陽。 これから始まろうとしている夏に こころが踊った。
鈍色の天(そら)を引き裂いて 雷鳴が轟いた。 急に降り出した激しい雨は 曖昧になっていた無機質な街の輪郭を クッキリと浮き上がらせた。
春先。 窓際のベッド。 暖かな陽だまりのなかで、 R2が丸まって眠っている。 その幸せそうな光景を見て、 なんだか羨ましくなってしまって。 その横で、僕も丸まってみた。 このところ、孤独に慣れて。 シ ...
「週末は残念ながら。 花曇りが続くでしょう。」 今朝のお天気キャスターは そんなことを言っていた。 今にも降り出しそうな鈍色の空の下。 僕は甘く、湿った空気を吸い込んだ。 なにか。。。 えも言われぬ ...
強く抱きしめ合う。 僕が今、生きているということに なんの意味もかぶせてほしくなかった。 歩んできた過去がどんなだろうと 待ち受ける未来がどんなだろうと この36℃の生身の体だけが。 今を生きているこ ...