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風は触れることはできるが。
風は触れることはできるが。 決して、捕まえることはできない。
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人生なんて。
人生なんて。 どう転ぶかわからないものです。 一度。絶望して。 自暴自棄だった私が。 今。周りの人の寛容な優しさに救われて。 この年齢になるまで。 光に包まれて生きている。 光の中で生きているというこ ...
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(苦しみ続けて当然なのだ。
(苦しみ続けて当然なのだ。 あの頃の。僕は。きっと。 大切なひとを守れなかったのだ。 それどころか。 彼女を一番苦しめていたのは。 僕なのか ...
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うつろうは。
うつろうは。 春風のグラデーション。
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相、反する。
相、反する。 エールも。 或いは、真実であるとき。 残されるのは。 自我という。 『意志』。 ただ。それだけ。。。 そして。それも。運命(さだめ)。
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「喋ってみれば。
「喋ってみれば。 或いは。こころは。 軽くなるものさ。」
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生命(いのち)よ。
生命(いのち)よ。咲き誇れ。
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その山麓(さんろく)の水脈は。
その山麓(さんろく)の水脈は。 やがて。この一本の川へと繋がっている。
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君がいる。
君がいる。 空を見上げれば。。。 目を閉じて。 胸に手をあてれば。。。 君がいる。
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それが。
それが。あなた。 それが。わたし。 それが。ふたり。
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信用のできる社会の
信用のできる社会の常識やルールがない。 あの全方位ぬかるみのような 底知れない真っ暗な 悪意の世界を体験したら。 誰かを幸せにする。誰かを守る。 自信なんて持てなくなるということ。 相手を。想えば想う ...
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なんとか。
なんとか。 バランスをとろうとはしているのだけど。 私も。いつか。きっと。 〝それ〟に。 のまれてしまうのだろう。
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僕のそれは。
僕のそれは。 神様には敵わない偽物だから。 ーーーーーーーーーーーーーーー ただ。君を想う気持ちだけが。 いつしか。痛みを増していた。
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たとえ。それが。
たとえ。それが。 そういう〝ながれ〟だったのだとしても。だ。 僕は、君に。 いつか、謝らなければいけない、って。 ずっと。苦しんでいた。 僕が悪かったんだ。
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「どれだけの、人を。
「どれだけの、人を。 どれだけの、鬼を。 喰いなすった? あんたも。その〝道〟を行くものなのだろう? 獣(けもの)の臭いがする。 どれだけの。 或いは。地獄を。極楽を。 見なさった? ...
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『流れ星』
『流れ星』 それでも。 今夜だけは。 そばにいてほしかった。 と。星は、泣いた。
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やがて訪れる。。。
やがて訪れる。。。 刻が。 すべてを漂白していくような。 或いは残酷な、 それでいて優しい、 『忘却』も。。。
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オルゴールが弾(はじ)く。
オルゴールが弾(はじ)く。 その。一音、一音に。 蝋燭(ろうそく)の火のような。 揺らめく。 淡い世界が灯る。
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『足跡』
ひとり。ただ。 寂寞(せきばく)の荒野を行く。 その。一歩一歩。
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虚勢をはらず。
虚勢をはらず。 威張らないでいられたら。 幸せだ。
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雨の日の。
雨の日の。 コインランドリーで。 温かい缶コーヒーを飲みながら。 車の行き交う通りをぼんやりと見ていた。
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齢(よわい)だけ重ねて。
齢(よわい)だけ重ねて。 地面からどんどん目線だけ高くなって。
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まだ青いヤマボウシの実が。
まだ青いヤマボウシの実が。 路上のあちらこちらに散らばっていた。
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贖罪の日々。
贖罪の日々。
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どっちつかずよね。
どっちつかずよね。 この街。。。 それが良いところなんだけど。。。
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死は、
死は、 (或いは生は、) 一瞬の走馬灯であり。 一瞬の忘却。
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辺りを包んだ。
辺りを包んだ。 朝靄(あさもや)は。 山鳩の心細い鳴き声すら。 どの方角から聴こえるのかを。 わからなくさせた。
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