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『兄弟句①』
雲そぞろ。 かほりほころぶ 草紅葉。
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〝ひと〟が好きだから。
〝ひと〟が好きだから。 〝ひと〟を学んでる。 僕の人生。それでいい。
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日の光の反対に。
日の光の反対に。 影が浮かび上がっている。 (或いは。もうひとつの世界の。) 薄暗い、そいつは。 たどってみると。 足元で。『たしかに』 〝わたし〟に繋がっているようである。 在ることは。 きっと。有 ...
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僕は知っている。
僕は知っている。 本当に。 些細なことで笑い合えた夏は。 過ぎ去ってしまうと 二度と同じ感覚では。 味わえないのだ。
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灼けたプールサイド
灼けたプールサイドから見えた 透明なプールの底は。 水面で波と遊ぶ太陽の光が 金色の糸になって。揺らめいて。 まるで。 神様が、あや取りをしているようだった。
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『晩夏』
『晩夏』 サラサラと。風の流るる。 苔むす刻の光陰を。 抗(あらが)うも。諾(うべな)うも。 唯。時の運命(さだめ)とて。 サラサラと。風の流るる。
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ゆっくりと歩く。
ゆっくりと歩く。 大きな木立ちの下で見上げた空。 深緑の葉の向こうから。 届く光が。 きらきらと揺らめいて。 静寂を讃える 星空の万華鏡の様で。。。
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どうして?
どうして? こんな綺麗な娘がって。 側に居ても。 君を。というか。 現実を。というか。 こんなに、幸せでいいのかって。 僕は、疑ってはいたし。 不安だった。 スカしてないで。 もっと、こういうこと。 ...
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夏過ぎる。
夏過ぎる。 色塗る余韻。 法師蝉。
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決して。他者のものではなくて。
決して。他者のものではなくて。 自分が自分を見張っている。 そういう視点がある。持てる。 (たとえ、全てを把握はできなくても。) それは。 その人の助け、強みになる。 客観的になって。冷静でいられるこ ...
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急に。怒ったり。
(例えば。ちいさなことで。) 急に。怒ったり。 それでいて。優しくなったり。 それを指摘しても。 認めてくれなくて。頑張る。 その人は。『今』。 限界なのかも知れません。 人はきっと。そうやって、壊れ ...
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『兄弟句②』
月笑う。 かをりほころぶ 草紅葉。
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RED DATE BOOK
RED DATE BOOK
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それはひとふさの綿雪。
それはひとふさの綿雪。 それはひとひらの桜の花びら。 伸ばした手のひらに触れると。 ふわっと。 ほのかに。こころで開いた温度。 「ねぇ」 響いた暗がりに霧散してゆく感情。 そこに。 あなたはいてくれる ...
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創る者として。。。
(今のエンタメ界の病んでいるところ。そして。精神病、のようなものを助長しているところ。〝売れる・人気〟は国民投票ではない。創る側もこれに特化して、受け取る側を利用してはいけない。資本は大事だけど。商業 ...
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雪が見たいと彼女は言った。
雪が見たいと彼女は言った。
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時を経るということの、
時を経るということの、 その真意を知らぬままに 僕は、彼女の面影を追いかけた。
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どれだけのものを。
どれだけのものを。 その心の海の 深い深いところに。 沈めて、生きているの?
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気怠さを纏った老猫のように。
気怠さを纏った老猫のように。
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太陽の光に飲まれて見失った
太陽の光に飲まれて見失った
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暑さ寒さも彼岸までと言うが、
暑さ寒さも彼岸までと言うが、 酷暑が続いたその年も。 帳尻を合わせるように 朝晩は。 急に、そしてしっかりと寒くなった。
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もう許してくれませんか?
もう許してくれませんか? 例え。どんな筋書きでも。 仲間だった奴らを売れるほど。 僕の思い出は。安くはないのです。 ともに。 生きてきた大切な時間があったのです。 最後まで。背負いきれるかわかりません ...
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ふたりだけの
ふたりだけの記憶。 ふたりだけの言葉。
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精神病?。
精神病?。 などのようなもの、 諸々に対する考察。 半分?精神病?。だと言われた者。私は。 いろいろな局面。私に与えられた情報、視点で。想像してみた。 精神病。は。あると思う。 ただ。今、世の中の人が ...
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僕が一人ぼっちに
僕が一人ぼっちにならないように、 先回りしてくれた人達へ
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君の心臓が
君の心臓が奏でる心地よいメロディー
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触れる。
触れる。 ピクセルの積み木のように。 剥がれ落ちてゆく世界。
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