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まわりに。
まわりに。 世間様に。 借りばかりあるな。 甘えてばかりだな。と。 最近。よく思う。 がんばろう。 もっと。 なにかを。返すことができたら。。。
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ある種の経験を繰り返すと。
ある種の経験を繰り返すと。 まわりの人が笑っていてくれるだけで。 幸せに感じられるようになります。 他人の幸福を羨(うらや)んで生まれる 〝嫉妬〟なんてものは。 自分を憐(あわれ)んでいられる人だけの ...
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昔。偉大なプレイヤーがいた。
昔。偉大なプレイヤーがいた。 夢のような。魔法のような。 パスは人々を魅了した。 少年は彼に憧れた。 彼に憧れてボールを追いかけ始めた。 それが始まりだった。 〝パス〟。 それを成功させ。 周りを魅了 ...
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僕はあなたになにができるだろう?
僕はあなたになにができるだろう? 僕にとって。あなたにとって。 巡り来る季節の風は。 何を運んでくれるだろう? 僕はあなたと笑い合いたい。 ただ。それだけ。
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想い出の全てを抱えて。
想い出の全てを抱えて。 今を歩んでは行けないから。 破れた夢なんて。 幾つもある。 或る時。 そのスナップを。その瞬間を。 他人様(ひとさま)の人生に見る時がある。 嗚呼。私にも。 あんな瞬間があった ...
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私にとって。
私にとって。 あの場所は 他のどんな場所より 空に近かった。
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水底に
水底に大きな石でもあるのだろう。 川の流れはその場所になると。 白い波をたててながれていた。
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水面を揺れる
水面を揺れる 波光が 柔らかに交差し、 編み込まれるように 混じり合っていった。 一本の光の帯(おび)になって。 そして。 ゆっくりと開かれる瞳。
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光を背負って。
光を背負って。 疾(はし)りだした。 雲、ひとつなく。 ただ。薄青い空に見つめられて。
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朝。
朝。 目覚めると。 忌み嫌われるほど。 巨大な醜い蟲(ムシ)になっていた。 顔のない群衆は。 そんな〝私〟にありとあらゆる罵声を浴びせ。 ああしろ。こうしろ。 ああするな。こうするな。 すべて。〝オマ ...
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忘れないねぇ。とか。
忘れないねぇ。とか。 根に持つねぇ。とか。 それが。 単なる〝過去〟の他人は。 そんな風に。 簡単に言うけど。 その人にとって。 その経験は。 それだけの〝イタミ〟を持った。 〝クルシミ〟や〝クノウ〟 ...
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裏切りますよ。
裏切りますよ。 〝ひと〟だからね。 でも。自分が惹かれた〝ひと〟なら。 信じたいじゃないですか。 どんな〝出逢い〟であれ、 その確率が。 天文学的に。 とても低くて。 運命的なことを。 僕は知っていま ...
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その接吻(くちづけ)の意味を知ったとき。
その接吻(くちづけ)の意味を知ったとき。 私は永遠と思える孤独を背負った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あの接吻(くちづけ)の記憶があったから。 私は此処まで。生きて来れた。
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僕はうまく踊れない。
僕はうまく踊れない。 右足と左足と両腕と手と頭と姿勢がバラバラで。 とても。とても。ぎこちない。 時代遅れのロボットみたい。 きっと。昨今のロボットのほうが。 間違いなく。うまく踊れるのだろう。 まっ ...
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過去にとらわれた囚人
過去にとらわれた囚人
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勝手知ったるだ。
勝手知ったるだ。 私はそのガラスの棘を引き抜いた。 やはり。鮮血が流れた。 傷は傷のままだった。
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心の臓に
心の臓にガラスの薔薇が咲いた。 鮮血を吸った真っ赤な、深紅の薔薇だ。
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薄墨の雲の絨毯。
薄墨の雲の絨毯。 三日月の伴奏で。 星座たちが踊るワルツ。
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ゆっくりと。
ゆっくりと。 西の空に焼け落ちてゆく 鈍色の雲を見送った。
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真面目に
真面目に生きていれば。 できることのベストで生きていれば。 見えてくることがある。 それでいい。 それでいいんだよ。 それが。 その〝ひと〟。
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まだ。時々。
まだ。時々。 最悪な気分になるときがある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 俺はど阿呆だ。 なんで。僕は。あの時。 彼女が背負っている苦しさに 気づいてあげられなかったのだろう。 ーーーーーーー ...
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たかがそんなこと
たかがそんなことと思われるかもしれない。 でも。 たかがそんなことで救われる時があるのだ。 だから。。。そうできるときは。。。 人に優しく。
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見晴らしのいい丘に立って。
見晴らしのいい丘に立って。 広がる地平に。胸が高鳴って。 青空を仰いで大きく息を吸い込んだ。
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その頃。
その頃。 お付き合いをさせていただいていた女の子は。 妙に自分の〝男爪〟を気にしていて。 性格の破綻している僕は。 よく、それを揶揄(からか)っていた。
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休日の午後。
休日の午後。 フレークを皿に落とすと。 乾いた音がダイニングに響いた。 一人で居る部屋は。 妙に、広く感じられた。
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そんな。
そんな。 一途さなんて要らない。 悲しいだけだもの。
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漁り火の確かさと心細さと。
漁り火の確かさと心細さと。
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