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その日。
その日。 空が果てしなく『空』で。 それに救われた。
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嘘つきの君のことだから。
嘘つきの君のことだから。 僕のことなんて。 本当は。。。好きじゃなかったんでしょう? 君は。きれいで。かわいくて。モテたし。 あの頃。時々見せた。気がかりな横顔も。 君の性格が良かったからだって。 感 ...
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そのときの
そのときの その風を感じることがなかったら。。。
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『密やかな戦争。』
私は戦うの。 迷彩色(めいさいしき)じゃなくて。 虹色(にじいろ)の戦車で。 キャタピラの轍には。 色とりどりの花が咲いて。 砲弾は。闇夜を照らす。 幸せの花火なの。
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想像力という羽根は。
想像力という羽根は。 それが本物であれば。 あなたを自由へと羽ばたかせてくれる。
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透明で煌びやかな硝子の夜景。
透明で煌びやかな硝子の夜景。
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雨粒は中空を音符のように踊った。
雨粒は中空を音符のように踊った。
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猫を抱く。
猫を抱く。 この。幸せな重さ。
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この分厚い雲の向こうに。
この分厚い雲の向こうに。 突き抜けるような碧い空があって。
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『月光は檸檬の雫』
午前零時を回って。 終電が停まるころには。 物静かな月の光が。 虚ろだった昼の街の喧騒を。 煌々と。洗っていた。 から騒ぎの舞台裏。 檸檬の雫のカクテルを。 唇に運ぶ。 爽やかな。夜風に包まれる。
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〝ヒカリ〟は。
〝ヒカリ〟は。 或いは。 《時の舟》。 何光年も昔の惑星の光が。 たった。今。の。 地球に届く奇跡。 もしも。 僕がタイムマシンを作るなら。 まずは。この不思議を突き詰めるのにな。 残念ながら。 僕に ...
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例えば。
例えば。 正反対のもの。 陰と陽が抱(いだ)き合って。 物事の礎(いしずえ)となる世界で。 どちらにでも属する物質が その渦に呑まれ巻き込まれ続ければ。 それは。いつか。 浮き上がるか、さもなくば。沈 ...
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全然。
全然。 不幸なんかじゃないわ。 そこに。 どんな気持ちがあったかは。 お互いに。永遠に。 わからないの、かもしれないけれど。 世界で一番。 愛おしい人を抱きしめて。 抱きしめられた感覚を憶えてて。 そ ...
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すべてはわからない僕と。
すべてはわからない僕と。 ぬかるんだ壁と。 吸い込まれていく卵。
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《痛み》はその瞬間(とき)。
《痛み》はその瞬間(とき)。 身体(からだ)と意識(わたし)とを、 かろうじて繋ぎ止めていた。
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花火が爆(は)ぜる瞬間に焼き付けた。
花火が爆(は)ぜる瞬間に焼き付けた。 光に染まる、君の美しい横顔を。。。 ただ、ただ。。。愛おしくて。。。 高鳴った胸の鼓動が聞こえてしまわないか、 恥ずかしくなって。急に落ち着かなくなった。 なんて ...
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私が生まれながらに持った
私が生まれながらに持った こころの暗がりは 徒(いたず)らにその鼻歌を遮った。 
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まだ。
まだ。 わかりませんが。。。 僕は。 僕になるのに。 五十年かかったような。 そんな気がしています。 (〝まっ。いっか。〟と思えるまで。。。) なんの。 確信も。自信も。 無いのですが。。。 ただ。い ...
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この頃。
この頃。 上っ面だけで生きているなって。 酷く。落ち込んでいた。。。 丁寧に。。。 疲れたこころを。 一音。一音。調律するように。。。
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春。
春。 僕の住む街では。 小川のせせらぎが聞こえ。 鳥達の話し声が響きます。
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雨に煙る灰色の都市(まち)。
雨に煙る灰色の都市(まち)。
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それと同時に。
それと同時に。 傷付いてもいるの。 たぶん。深く。 そういうひとだと思う。
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桜の花に葉桜の緑が混じる頃。
桜の花に葉桜の緑が混じる頃。
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三日三晩、
三日三晩、 降り頻った雨が止んだ森は。 心地の良い湿った空気と 静謐(せいひつ)な沈黙が その《時》を、支配していて。 柔らかな僅かな風の動きが その奥ぶかい深部からの、 不思議な、甘い匂いを運んでき ...
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フェアネスを。
フェアネスを。 すこしづつ。 取り戻せてきたような。 そんな。気がしてきました。 これで。すこし。 頑張ろうと思うことが できるようになりました。 皆様のお陰です。 感謝です。
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桜雨。
桜雨。
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なにを怖がってるのかしら。
なにを怖がってるのかしら。 想像しなくなって。 後ろばかり気にしているアナリストには。 用はないわ。 それなら。ただのバカの方がまし。 私たちは『前に』進むの。
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