donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

たとえば。

たとえば。 僕の。こんな性格の悪さも。 あなたには。わかって欲しかった。

別に。

別に。 好き好んで、 こんなややこしい性格に なった訳ではないんだ。 ただ。言わせて貰えば。 自分がこの世にいるだけで、 ただ存在しているだけで、 大切な人達が傷ついて、 苦しんでしまうような、 そん ...

寒がりな僕に

寒がりな僕に 君が巻いてくれたマフラーは。 君の匂いがした。

さめざめと

さめざめとモノクロームの悲しみが 降り積もる朝の庭に。 そこだけ碧い一輪の花。

胸の中、奥底に

胸の中、奥底に 閉じ込めた涙が 密度を増し、 熱を帯び、 やがて 〝光〟と成る。

いつの間にか見失う。

いつの間にか見失う。 食っていけるか、とか、 食っていけない、とかじゃなくて、 その想いが 誰かの希望に繋がるという事の素晴らしさ。

間違わないことが

間違わないことが 失敗しないことが どれだけ大切なんだろう? ときどき、 膿んでしまう心を抱え、 世知辛い物語をゆく。 瞳に映る 明日の空の色さえ想像できない少女は 震えることしかできず、 朝を迎えた ...

重ねた手のひらに

重ねた手のひらに 溢(こぼ)れ落ちてくる太陽。 薄く翳る雲を透かして 輝く白い鏡。 寄せては返す ただなかの悲しみに溺れ、 懐かしい夢を見る。

胸元に耳を当てる。

胸元に耳を当てる。 あなた話す声が 海の深いところにいるような 響き方をした。 なんだか妙に落ち着いた。

そこはかとなく

そこはかとなく 薫る 響く 共鳴する the color of LOVE なにかを願うのではなく ただ、ただ、祈ること。 健全な心に宿る 『今』という 無条件、無制約の すべての可能性を孕む 自由。 ...