donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
R2が猫じゃらしを咥えて、 あそぼ、という瞳を向けた。 とても綺麗で、愛おしいな、 と思った。 シンプルでいいのだ、 とそのとき、つよく想った。
最悪の状態だった。 落ち込んでいた。 意識には靄がかかり、 身体が気怠く、重たく、鈍かった。 気持ちと体調は比例するものなんだ、と 新しい発見でもしたような気分になった。 自分なんかいなければ、と思っ ...
幾重にも重なる 固定概念と潜在意識の罠。 難しく考えすぎるな。 ただ今だけを見ろ。 ただ今だけと繋がって、 今を感じて、 今を生きろ。 今は今しかない。 今を楽しめ。 最善を尽くせ。
青の記憶。 白い雲が捲(めく)れると 其処は深い青の宇宙(そら)だった。 君が笑った。 そのとき。 僕を縛りつけていた 重力がすこしやわらいだ。
薄暗い月夜をゆく。 棚引くは宵霞。 真夜中の凛とした空気が 孤独の輪郭をなぞる。 逢いにゆくよ。 世界の果てまで。 逢いにゆくよ。 あなたのもとに。 「泣かないで。」
爪が割れるほど、 握力がなくなるまで、 縋(すが)りついた時の爪跡が 虚しく残っていた。 そんなもんだ。誰だって。 本当の〝大切〟を失うって。 真っ赤な血の涙を拭うときだって。 それでも、無情に秒針は ...
もう忘れてやる。 会いに来てくれない、〝?〟なんて。 「はて、なんだっけ?」 カオス?バグ? ? まっ。いっか。
OK。 僕は知ってる。 たとえ、そうであっても。 けっして、そうではないんだ。 すこし、笑えた。(今は。。。)
世の中、これからも、 いろんな便利な技術が生まれ、 すべての〝距離感〟が変わってくる。 (僕は賛成なのですが。。。) (銃規制とか。。。核廃絶とか。。。) 道具(ツール)をすべて呪うのも 違うのかもし ...
逢いに行くよ。 いつか、逢いに行くよ。 この透明な 鉄格子のあいだから 見える、空。