donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

おとなは使命を帯びている。

おとなは使命を帯びている。 たとえ、成功しなくても 俗に言うビッグにならなくとも ただ生活のために精一杯でも 虫けらのようにあしらわれようと その人の場所で その人なりの心の叫びを。 叫べないなら叫べ ...

「ねぇ、ドロシー。

「ねぇ、ドロシー。     ごめん。不安なんだ。」 僕は脳みそを。。。   私はハートを。。。     オレは勇気を。。。 本当に手に入れることができる?

冷徹な瞳をした

冷徹な瞳をした孤独が 美しくも、猥雑でもある 都会(まち)をトレースしてゆく。 浮き彫りになる 光も陰も、歓びも悲哀も ただ明けゆく、 変わらない朝に 息を飲む。

黙っていた。

黙っていた。 とても澄んで、純化された、いい〝モノ〟を創ろうとする人は、ごく稀にちょっとした自傷行為をしてしまう。簡単言えば、例えば傷口に塩を塗ってしまうとか。僕はそれを知っていた。というより、正確に ...

飲み過ぎていた。

飲み過ぎていた。 その夜も僕は、量産型の いたって健康的にダメな人間だった。 恐竜の足跡でできた湯船に浸かって、 タイムリープした。 ざんぎり頭の落武者が闊歩する江戸時代。 「ジェイソン怖い。」 と頭 ...

交錯する複雑な風に囲まれて、

交錯する複雑な風に囲まれて、 立っているだけで精一杯だった。 まるで竜巻の中心にいて、 科学とか常識とかを無視して、 ポツンとやはり、僕は僕。 嘘やフィクションは結局 僕を何処にも運んではいかなかった ...

あの娘だけに打ち明けたあの頃の夢。

あの娘だけに打ち明けたあの頃の夢。 20代前半。 すべてを見失っていて。 自暴自棄になって 自分自身を傷付けながらも、 色とりどりのモノトーンの街のカオスを 不確かな、覚束無い文体で 実況をし、言葉に ...

僕はやさぐれていたから、

僕はやさぐれていたから、 その季節を知らない。 なんか、 チクチクする着心地が悪い セーターのようだった。

混ぜるな危険。

混ぜるな危険。 ゴメン。 ワタシは彼女じゃないから。。。 そんな繊細な気持ちはわからない。 一生懸命に彼女のことを話す彼に、 泣きたくなった。 「プレゼントを選びたいから。」と 付き合った日曜日の街の ...

SWISH…

SWISH... 彗星が奏でる星空のバスケット。 星座を結んだネットが揺れる。 パレットのうえ、 あるがままの原色で 描けるのだろうか、 あの夏の夜風。