donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

アストライアは、

アストライアは、涙を 天秤の片方に乗せた。 もう片方に差し出すべきは、 きっと。 僕達の未来。

とりとめのない

とりとめのない おしゃべりをした。 そんな愛おしい時間(とき)を おぼえておこう。

客観的に、バランスをとって

客観的に、バランスをとって うまく隠しているつもりだったんだけれど。 やはり 健全なところと イタイところが 僕にはあった。 それを彼女は〝普通〟じゃないと言ったんだ。 言い訳をしたかった。 環境やト ...

人もやはり獣だから

人もやはり獣だから 淋しさは結局、体温に帰結した。 行きづりの人を抱きしめながら。 心は他の誰かの名前を呼んでいた。 仮面ヒーロー〝ダメなヒト〟の誕生である。 そして。それは。 僕の認知する様々な色、 ...

なにも考えないで。

なにも考えないで。 ただあなたを抱きしめて その温度を感じていたい。 他はいい。 言語化、思考化して カテゴライズしていくことは、 すべての バイアスやあらそいの 始まりだから。 今はこうしていたい。 ...

2000年

2000年 街はしきりに ミレニアムだと浮かれていた。 あなたを失った僕は 膿んでいく魂を抱えながら 苦しんでいた。 インソムニア。 眠れない夜は、 言葉が溢れた。

ワイパーのリズム

ワイパーのリズムが誘う恍惚感。 助手席の娘は フラペチーノをストローで ゆっくりと掻き回しながら、 無表情に窓の外を見ている。 ラジオからは 空々しいダンスチューンが リフレインしている。 現実から乖 ...

胸の奥底に

胸の奥底に沈めた暗い記憶が 胎動するたびに感じる痛み。

ハングルース

ハングルースをして たてた親指と小指を 2回、グーパーグーパーと 交互に繰り返した。 あの頃、よく交わした 僕達の合図だった。

まるで

まるで トリックアートのように ループする日々。 それでも すこしずつ違う 特別な瞬間があって。 永遠には続かない 退屈な、奇跡のような 素晴らしい一日。 花が咲いたら歌うのもいい。 心が動けば駆けだ ...