donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
どうやら。 初めて図書館で読み切った話が 『坊ちゃん』だったのが悪いらしい。 こんな僕がまだ生きている不思議。 世の中、度量が広いな。
輝きは 永遠のラフカット・ダイヤモンズ。
地球が寝返りでもうったら、 人間なんていとも簡単に滅んでしまう。 そんなものなのかもしれない。
紫陽花の葉が青々と輝き、 雨の季節を待ち侘びている。 と、そのとき僕はそう感じた。
錆びついた橋の欄干に 前のめりになって 川面に映る空を ぼーっと見ていた。 挙げ句。 どちらが〝本当の〟上か?下か? わからなくなるのである。
たとえば。 僕の。こんな性格の悪さも。 あなたには。わかって欲しかった。
別に。 好き好んで、 こんなややこしい性格に なった訳ではないんだ。 ただ。言わせて貰えば。 自分がこの世にいるだけで、 ただ存在しているだけで、 大切な人達が傷ついて、 苦しんでしまうような、 そん ...
寒がりな僕に 君が巻いてくれたマフラーは。 君の匂いがした。
さめざめとモノクロームの悲しみが 降り積もる朝の庭に。 そこだけ碧い一輪の花。
胸の中、奥底に 閉じ込めた涙が 密度を増し、 熱を帯び、 やがて 〝光〟と成る。