donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
見上げると。 ステンドグラス越しの光は 優しかった。
夢現(ゆめうつつ) 幻惑の炎が 揺らめいて、揺らめいて 真白なスクリーンを燃やす。 本当の物語が始まる。
カナヘビが 切り離すしっぽのように 灼熱のアスファルトの上をバタつく 真夏の想い出。
そのとき。 〝ココロ〟に。 麻酔を打った。 ー--------------- もちろん。 麻酔も薬だから。 効能もあれば。 〝副作用〟もあるのである。
夏には夏の。 秋を待つ青い柿の実が ちゃんとあるのです。
今なら。。。 理系の君は まあまあ なかなか おもしろい素材よ。 今のあなたは。と 褒めてくれるだろうか? まっ、妄想だけどね。
肌に感じたのは 藍を織り込んだ 心地の良い風だった。
親指のささくれが痛んだ。 父さん。 今の僕の生き方が 親不孝だったら。 ごめん。
ウチのR2は 時々、庭先を見つめて嘶(いなな)く。 彼の目線で流れていく世界を 僕はよく想像してみる。 僕達が大人になって。 子供の頃育った世界を 果てしなく大きく感じてたことに驚くように。 R2の見 ...
パラパラと まだ幼い向日葵の葉を 雨粒がたたく。