donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
ふたりで行った小さな動物園は 桜の花びらが舞っていた。
なにも言葉が出てこない。 ただカーソルだけが点滅する スマホの画面が 真っ暗な部屋の天井に 光を放っている。
ハッピーエンドになる事のない どうせ醜いアヒルの子。
そいつはいつも問いかけた。 「僕にはもう生きている価値なんかないんじゃないか?」
そういえば。 煙草は18年前にやめていたっけ。 人生半分吸った時点でやめようって。 それでも こんな肌寒い夜に 星空を見上げて 一服。ぷかーっと。 煙と一緒に吐き出すことができたら。 このところ週末ご ...
beside you
カラーが違うわよ。 うん。かもしれない。でもというか。だったらというか。別に。混ざった色のチームを作ればいいんじゃない? ???何言ってんの? 世の中。いろんな色がある。すべて。まぜこぜ。ウルトラQ。 ...
ふたりとも。お互い。 正反対だと思っていた。 第一印象は最悪だったし。。。 でも。。。 そういえば。或る時。 なんかの話の延長で。 どちらが月で。どちらが太陽か。 そんなことを言い合って。 ふたりとも ...
あの頃。 失くし続けていくことに どれだけの苦痛と意味があるか? それさえも。 わからなくなって。 日々の感情は薬に制御され。 ただ真っ暗闇を彷徨い歩いて。 目覚めた。無機質な白い天井。
空が何かを囁いていた。 僕にはそれを感じる能力が欠けていて。 ただ、ぽつねんと。仰ぎ見ていた。 空が何かを囁いていた。 それはとても大切なことなのかもしれない。 空が何かを囁いていた。 僕にだけ届かな ...