donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
時間はちゃんと確かに 流れているから。 置き去りにされていく心は 優しくも厳しくも麻痺してゆく。 そうやって迎えた〝今〟は 誰にとっても同じ密度で。 平等に。〝ある〟ということ。
誰にだって 誰かを想って 壊れそうな夜がある。
もし再会なんてあるんなら、 それはあなたからの赦し、 僕が望めることじゃない。
静かな月の夜でした。 ピアノの階段を登ると 柔らかな鈍色の雲の上は 蒼白いひんやりした光に覆われ。 ただ降りすさむ静けさと どこか神秘的な空気だけが 美しい世界のバランスを保っていた。 「ねぇ」と少女 ...
傘を叩く雨音があまりにも響いたので 僕の意識は遠い郷愁の甘さに滲んでいった。 違うんだ。 それを悲しみという色で汚してしまうのは。 きっとそれこそ 〝すべて〟を台無しにしてしまう。 ただ。アンニュイな ...
差し込んだ光は 部屋の反対側に向かう頃には 閉じた空気に馴染んでいた。 用意された椅子に腰掛けると 静寂に響いていた時計の音も その概念と共に溶けて消えた。 目の前の机には果物が置かれている。 どこか ...
色々あった。 色々あるんだ。 でも。 被害者ヅラした自分も嫌いだ。 だから。。。 一生懸命。できることを。 でもやはり。ダメなときもあって。 わかってくれる人だけじゃないし。 それでも、って生きている ...
過去は過去。 だとしても。。。 未来は いつでも はじめられる。。。 そして。それは。 祝福されるべき 〝自由〟
君が幸せでさえいてくれたなら。 他(あと)はなんとかするから。 それって。。。 ウソ?ホント?
或いは 腐れ縁かもしれない。笑。 でもね。 僕はあなたを信じたの。 (あなたはとても魅力的な人間です。) あなたは僕を裏切ったと 言うかもしれないけど。 あなたという人間は 過去にだけいる陽炎? 違う ...