donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
時期が来て。 ホウセンカの種がはじけるように。 然るべき時に。 然るべき場所で。
白いレースのカーテンに 庭で飛んでいる蝶々の影が写ったから。 R2は窓辺を跳びまわっていた。
ただそれだけなのに。。。 広く高い空を赤トンボの群れが飛んでいた。 ただそれだけなのに。。。 こぼれた涙。
2023 秋。 小さな祈り。 空が空であるのなら。 僕は僕で居続けよう。 君が教えてくれたから。。。 澄み渡る季節。
たとえ 今はすれ違っても。 信じ合うこころは いつか、かならず出逢う。 この空の下。
暑さ、寒さも彼岸まで。 秋の始まりの。 すこしひんやりとした風が 澄み渡る空を讃えるように 疲れきっていたこころを 優しく触れていった。
深い深い海のなか、 くぐもった鯨たちの哭き声。 僕の、身体のなかの、奥底の、 何かが共鳴している。 水のうねりが僕という感覚を ぐにゃりと曲げ、 すうっと溶けてゆくように すべての〝壁〟が曖昧になって ...
信じます。 カサブランカの その白い花の、涙。
初恋。 幼い二人。 噂のあとに 距離感をつかめなくなってしまう。 淡く小さな恋心。 なんとなく フェイドアウトしてしまった季節。
それは一つの才能(タレント)なんだと 許されることもなく。 往き来する振り子のように。 繰り返される日常のうねりのなかに 飲み込まれてしまう。 明け星の煌めきのように。 確かに在る。永遠の約束。