donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

五月の

五月の気持ちの良い風に 青々とした欅の大樹が揺れていた。

顕微鏡の円のなか。

顕微鏡の円のなか。 結晶は歯車のように噛み合って なにか精密機械のからくりのように カタカタと。 ひとつの完成された、 完結をしている、様式美が。 そこには在った。

春先の

春先の小雨の降る冷たい朝だった。 少し鼻にかかった柔らかい君の声が僕を起こした。 枕から頭をもたげると、世界はまたひときわ違う色をしていた。

刀についた

刀についた滴る返り血を振るい落とした。

一瞬。

一瞬。 感覚が開かれる。 絶妙な自然の神秘や 人が人を想う人間模様の その折々(おりおり)を 感じ入る瞬間があって。。。 胸が震えて。。。 ただ。ただ。祈る。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー この ...

別に。

別に。 悲しくもないのに。 右の目から涙が落ちた。

意識②

と。(ここで幽体離脱。) こんな大リーグボール1号みたいな 反則級の魔球を投げたら。 〝あちら側〟はどうするだろう?

意識①

不思議なんだ。 時々。変な錯覚に陥いることがある。 僕にはもう身体(からだ)なんて無くて。 単なる、ひとつの意識だけになっていて。 時間も。空間も。コントロールされてて。 ときに守られ、助けられ。 と ...

これは

これは 僕の意志。 僕は。 ガキじゃない。 欲しがるだけで。 甘えて。 与えられ、 受け取るだけで 終わりたくない。 僕は僕なんでね。

「もしも。

「もしも。 あんたが言うように あんたが〝神〟だとして。 あんたの身を挺して。 オレと言う〝悪魔の仔〟を守ろうってぇなら。 オレはあんたに助けてもらったその命で。 いつか。 あんたと似たようなことをす ...