donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
缶ビールを傾けると。 オレンジと群青のグラデに、一番星。
その年。。。 年が明けて、3ヶ月。 なにかある日はいつも雨だった。 「伝染(うつ)されたかな?」
草原(くさはら)の枯れ草が波打ち、 大木が、その身体を揺すぶると。 名も知らない美しい鳥が甲高い声を上げ、 まだ早い、春めいた空に飛び立った。
はて? 蛇って。 脱皮を繰り返したら。 いつか。 龍になるのかしら?
私は。 あなたになんか躓かないし。 あなたになんか捕まらない。
正解。 僕は死ぬほど 性格悪いんだ。
「無駄だよ。」 僕は君を抱きとめる。 どんなに。君が。 僕の胸にナイフを突き立てようと。
君が苦しんで。。。 僕を傷付けるためについた嘘も。。。 今の。僕を。 救ってくれている。
彼女は知っていた。 本質を見抜いていた。 結局。 彼女が言うように。 私も。 〝言葉に呪詛された〟人。 それを利用して生きているし。 それがないと。 きっと。〝今〟もない。
さむい、さむい冬の日が続く。 陽だまりに集まり、 暖をとる小鳥達の光景に。 感じる、幸福感。