donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
つらいことがあった夜は。。。 〝そら〟と〝うみ〟のお話をしよう。 瞼の裏に。 〝そら〟と〝うみ〟を思い浮かべて。。。 そして。。。 。。。ゆっくりと。眠ろう。。。
僕には。正解って。わからないのだけど。 野良猫に餌をやっていた、あの優しい人達が。 どうか。幸せでありますように。
怒られるかもしれないが。 もみあげ辺りをポリポリと掻く。 そのおじさんの困った顔が好きだった。
薄ら寒い愛の告白のあとで。 捲(めく)れてしまった 空の表面(おもてめん)を。 繕うでもなく 始まった新世紀のcarnival。 〝相変わらず空っぽだな〟って俯いて。 どこかタイトで、どこかダブダブの ...
八月の初め。 茹(う)だるような暑さも日常のものになり。 蝉の声も意識から外れる頃。 郊外の僕の住む街も。 光の濃淡を増した夏色を宿し始めていた。
出鱈目(でたらめ)な文章ばかり書いていて。 自分には。心底。 才覚(さいかく)が無いんだなって。
たいした恋じゃないと思っていた。 10年も。経てば忘れる。 そんな。 青春の1ページだと。。。 あの時。再会して。 抱きしめてしまわなければ。。。 彼女の。 全ての。記憶。 一瞬一瞬の些細な。 動作や ...
世界にひとりだけ。 僕が。 一番、傷つけて 一番、愛した ひとがいる。
その小さい蛙は蛇を睨み返した。 「そういう所が嫌いなんだよねぇ。 長生きできないよ。」
風待月。 ガウラの薄桃色の可愛い花達が 朝の爽やかな風にそよいでいる。