donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

その頃の僕と言えば。

その頃の僕と言えば。 ジャンケンで。 (仲間内で噂になる程だった。) 容易に、力任せに。 グーやパーを出さなくなるくらい。 少しずつ。賢しさを持ち始めていた。 (アレだって。 本当に勝ちたい時の為の ...

この身体を

この身体を突き破るバケモノを。 君を喰い尽くそうとする感情を。 君は抱きしめてくれるだろうか。

傘を持って行かなくちゃ。

傘を持って行かなくちゃ。 なんでも。そつがなく。 用意周到な彼女だけど。 天気予報はろくすっぽ。 興味ないみたいだから。 傘を持って行かなくちゃ。

ひかりが無ければ。

ひかりが無ければ。 その〝石〟は。 やはり。。。ただの石。 なら。 ひかりがあったら。。。?! (或いは。せかいは。? 生まれ変わるかもしれない。? もしかしたら。。。いや。きっと。。。 或いは。。。 ...

曼陀羅の小窓

曼陀羅の小窓からお入り。 太陽と月が重なりて。 薄暗闇が世界を覆い、 妖が。鬼達が。騒ぎ出すとき。 その小窓は輝きだすから。。。 鳥獣戯画の部屋がうねり。 ふたつの黒穴が響き合い。 砂時計のくびれた場 ...

西の空の主役が。

西の空の主役が。 朱から藍に変わろうとする。 静かな時間。

パスタソースの

パスタソースの撥ねた 白いTシャツのように。 後悔はいつも後からやってきた。 それは。そういうものだった。

境内に近づくにつれて。

境内に近づくにつれて。 蝉の声は大きくなっていくようだった。

踏切が開くのを待って。

踏切が開くのを待って。 走り出した少年の向かっていく。 あの空は。きっと暑い夏空なのだろう。

夏の、

夏の、その。 大きな、一本の木立が創る日陰は。 旅人に優しかった。