donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

その門扉(もんぴ)は

その門扉(もんぴ)は 蔦が巻き付きながら枯れて。 長い間、閉ざされているのが すぐに判った。

真の〝勝者〟

(昔。なんかのスポーツ選手の自伝で見た。) スポーツの宿命。 裁くのも、人なので。。。 コート上。アンフェアな人数差で戦っているような状況に思える時がある。 たとえ、それでも。 全てをひっくり返し、全 ...

〔ストーリー・コレクター〕

うん、そうだね。真実は残酷かもしれない。 でもね。 それだけではないんだと思うんだ。 世の中には、いろいろなテイストの、いろいろな層の物語があって。 違う層の、違う世界線の物語が真っ赤な嘘だとか、意味 ...

俺は、

俺は、沖田艦長じゃねぇ。 なにを任そうとしとるんじゃ。 危ない。危ない。

でっかい石

でっかい石は邪魔である。 避けて通らにゃならないし。 例えば。万が一。 地球の軌道が変わるくらい 重かったら。大変なことになる。

煮立ったスープ

煮立ったスープが焦げ付いていくように。 みんな濃密に、過激になってゆくみたい。 〝刺激が足りない?〟 僕はもう疲れた。もういいや。 あなたが作った、 優しいお粥が食べたい。

あなた、

あなた、他にやるべき事があるんじゃない? 社会的に評価されて。 お金を稼いで。周りを幸せにするとか。 考えないの? ? 僕は〝想い〟があって。 それがいつか。 然るべきトコに届けばいいんだ。 例えば。 ...

1月の

1月の 休みの揃った、遅い朝。 きっと。 わかりあえない。と。 それはそういうもんだ。と。 僕の伸ばした手を。君は拒んだ。 やんわりと。傷ついた僕は。 なんとか。心が。 凍え死なないで済むように。 猫 ...

霙(みぞれ)混じりの

霙(みぞれ)混じりの夕間暮れ。 曇天の、鈍色の雲が大蛇のようにうねると 霙は真白い綿雪へと変わった。

国道を行き交う

国道を行き交うヘッドライトの光が FIXの小窓から差し込み、 薄暗い部屋の反対側の壁をはしっていた。 ぼんやりと。そして、無感情に。 傾けたウイスキーは、 有るべくして。。。苦いものだった。