donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

傷痕は

傷痕は鍵穴のようなもの。 そこにすっと合わさる〝優しさ〟に いつか出逢う。

君には笑っていて欲しいんだ。

どんな表情の君も好きだけど。 君には笑っていて欲しいんだ。 君の笑顔は素敵だよ。 まだ胸に焼き付いているし。 思い出すたびに〝勇気〟が出る。

R2の琥珀色の右眼には。

R2の琥珀色の右眼には。 闇のなかで紫色に光り聳え立つ。 武骨で白い巨大な体躯(たいく)が 映り込んでいた。 沸き立つ血と武者震いを抑え、 ゆっくりと息を飲み、 剣(つるぎ)の切先を喉元に重ねた。 「 ...

僕は

僕は空に足を踏み入れた。

文章屋の血・

文章屋の血・唄うたいの血・物書きの血。 様々な複雑な血。そして。〝想い〟。 〝わたし〟という小さな器(うつわ)。

プクプクと。

プクプクと。 水槽の底から上がってくる泡を見つめて。

憧れ。

憧れ。 進化する。フルガムの交換法則。 愛が、優しさが循環されるシステム。 円は。繋がるもの。巡るもの。 環(えん)は。繋がるもの。巡るもの。 縁は。繋がるもの。巡るもの。

すこし。

すこし。 心を軽くしよう。 レンズを絞ったり、緩めたり。 〝焦点〟の距離を変えよう。 日常には。生活には。 こんなにも 〝愛おしさ〟が溢れている。 感覚を開こう。 世界の細部を感じよう。 〝今。此処。 ...

ぼーっとしていた。

ぼーっとしていた。 スプーンからさらさらと滑り落ちる、 砂糖の粒。 その光景が不思議となにか心地よくて。 もう何杯、繰り返したのか? わからなくなるほど。 砂糖を注いでいた。 これを飲んだら、身体に悪 ...

その門扉(もんぴ)は

その門扉(もんぴ)は 蔦が巻き付きながら枯れて。 長い間、閉ざされているのが すぐに判った。