donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
バスタブに沈んで。 プクプク、ぷくぷくと。 息を吐いた。 底無しの孤独感に 落っこちて行くような感じがした。
満を持して。 バッド・タイミング。 もう。破れかぶれ。
〝この風は、何処から?〟 その男は指先を舐め、 宙空に、ゆっくりと指を立てた。
頭が良い人ほど。 頭が廻り過ぎる人ほど。 バイアスがあるものなんですよ。 僕は〝空〟を見上げた。 理想は〝空〟のように。 ただ、ふわふわと。 ただ、そよそよと。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ただ ...
星座を結ぶ 虹色の蜘蛛の糸に引っ掛かった 彗星を捕まえて旅に出よう。
僕は。片隅で。 ただ、震えていた。 僕は。僕の気持ちがわからない。 可能性は、ある。 怖い。不安。武者震い。 呆然自失。歓喜。……。 なんでも。あるのだ。 僕は。片隅で。 ただ、震えていた。 僕は。僕 ...
気が狂ってるって? そりゃあ。そうさ。 でも。 僕が認知している。 ある種の、真っ当な〝人間〟の ありのままの姿なんじゃない?かなって。 一つの〝命〟の儚さなんて。 一つの〝生〟のうつろなんて。 空蝉 ...
ぐるぐる、ぐるぐると。 渦を巻いて廻り続ける。。。 遠心力で。 散り散りに。 飛ばされて行ってしまわないように。 ひとつの意識は。 〝すべて〟を抱きしめて 繋ぎ止めようとしていた。 あの日の。 みんな ...
等身大でいることの大切さ。 小さ過ぎることに(必要以上に)こだわらず。 大き過ぎることを(必要以上に)抱え込まず。 夜明けに吹く風の〝自由さ〟を いつでも感じられる。 そんな自分である為に。
裏返されたポケットのように。 それまでの全てがひっくり返るときがある。 (ひっくり返って。 すべてを放り出し。 なお。 〝空〟。)