donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
悪意は入れ替わり立ち替わり訪れる。 通りすがりの顔で 君を切りつけようとするかも知れない。 君の心を乱そうと、濁らそうと するかも知れない。 或るいは。 真相はわからないが。 これに殺された 時代の寵 ...
ねぇねぇ。 その地球の歩き方って。 おかしくない? めんどくさくない? えー!? だって。 それって。 〝いじめ〟とか。 洗脳の一種じゃない? だって。 そんなファジーなやり方って。 誤解や、すれ違い ...
僕は馬鹿だ。 僕は大嘘つきだ。 簡単に 〝愛してる〟 〝愛してた〟って。 『アイ』なんて。 わかっていないのに。 ごめんなさい。はずかしい。 (すべてを差し出す覚悟ではいたけど。 それだけじゃ。全然足 ...
ごめん。 あの頃。 君の苦しさをわかってあげられなくて。 自信を持って。 君は素敵だよ。 本当に〝大好き〟だったよ。 さよなら。ありがとう。
(僕は。僕が当たり前だと思っていて。 あんまり。言葉にしないことも多い。) 「お前の太刀筋は読めん。」 (別に、好きで、刀を振り回してる訳じゃねぇ。勝手に利用すんな。)
「眩暈(めまい)がする程、君は無知だね。」 「それは何かのお褒めの言葉で?」 「呆れた。」 「先入観を持たないことをモットーとしてますので。」 「よくそれで今まで生きてこれたね。」 「ツイテルんです。 ...
そして。 それが、 まっとうな。愚かな。 〝男〟であり。 〝人〟だ。 僕はそう思っている。
「あんた。 ある程度、頭が回るようだね。」 「いや。 情に振り回される、愚かな馬鹿だ。」 「それをわかっているだけ。 まあまあ。見込みがある。」 「待つ人もない。 なにも望まれもしない。 ただ。費やさ ...
「過去にこだわるな。 君が幸せになるためにも。。。 敵なんかいないんだよ。」 (そんなのわかってるよ。) それはある意味、真実だ。 でも。 彼女をある一点で不幸にしたかもしれない、 そんな奴らの喉元に ...
その人形は。 無表情のまま。瞬きもせず。 ポロポロと大玉の涙をこぼした。 それが、僕には、ひどく悲しくみえた。