donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
たった一つの点を中心に 世界が反転してしまうことだってある。 どんな理屈もとどかない。 「恋」だってそんなものかもしれない。
ドンキホーテ。 その作品の些末な所まで 読んでみたいとは思わない。 きっと難しくて読めない。 少なくとも 僕はもう充分狂っている。 それくらい 僕にだってわかる。 でも 本気で生きていて 狂っていない ...
自然だった。 その時胸を打った鼓動を 生涯忘れたくなくて それを言葉にしようとした。 それがいつしか 大切な人と分け合いたい と思うようになった。 それだけのことだった。 それが全てのはじまりだった。
創作は、詩は、 所詮、排泄と変わらず 産み出されたものは 月夜の浜辺のボタンだ。 人間は、生物は、 そのシンプルさで その複雑さで どこまでも醜く どこまでも美しい。
縁側 ひだまりの中 埃がキラキラ舞うのを ただ見つめていた。
辛抱して側にいてくれた人がいる。 敵ばかりじゃないと教えてくれた人達がいる。 信じてくれる人がいる。 まだ坂道の途中だけれど 酷い圧力を受けて孤立し腐ってた、 あの頃より状況はいいじゃないか。 勇気が ...
一本の剣がある。 とても力の強い剣である。 それ故、滅多に使わないようにしている。 僕は密かにエディプスの剣と呼んでいる。 世界には、歴史上でも様々な人達が存在した。 様々な形、生き方、ポリシーがあり ...
自分には価値がないなんて そんな悲しいこと言わないでください。 あなたのそばにあるその素晴らしい笑顔は あなたの価値だったりするのです。 見失わないでください。 其処に居るだけで あなたはひとつの奇跡 ...
空に向かって放り投げた 平穏は世界の静寂を破った。 吸い殻の散らばった路地裏で どんなに喚き叫んでも 指先を擦り抜けたものは帰らない。 「空っぽ」は「空っぽ」のまま 存在価値を増して 秋風は逃れられぬ ...
詩の破片 大樹に蝉の音がして 木漏れ日の中を歩く。 天に向かう 螺旋の非常階段。 空を舞う鳥が 円を描いた。 電線に星が瞬いて 唄が生まれた。 決して弱みを見せなかった あなたの頬を伝った涙が とても ...