donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

どう転んでも

どう転んでも どんな見方をしても 卑怯で最低な男だった。 たいしたことなど ひとつもなくて 全て忘れてしまえば 無かったことにしてしまえれば 誰も傷付かないと思っていた。 思い出だって 一方通行のただ ...

いつか僕を孤独にした

いつか僕を孤独にした という錨が今は 狂気の海で遭難するのを 正気に繋ぎ止めるのを 助けてくれている。

孤独。

孤独。 どこまでも遠い世界との絆 外界とは隔離された傘の中 雨粒がステップを踏んでいた。 心地よいリズムに合わせて 口笛を吹いてみる。 実体と虚構。 ヒトツの意識とそれ以外。 どちらがホント? 結びつ ...

ささやかな

ささやかな 祈りのような 詩が書きたい。

想像して、

想像して、 錯乱して、 あなたがいて、 幸せ。

ぬるくなったコーヒーを

ぬるくなったコーヒーを 口に運ぶように容易く 悲しみを飲み込んだ。 どんな劇的な出来事もなく ただ正常に時計の針が進んでゆく 健全な毎日。 ちょっとした合図を送る世界を 漂うように流されて生きている。 ...

聖者の行進を

聖者の行進を傍(はた)で観る。 どうせ私も 脛に傷ある、 返り血を浴びた身である。

走り方があるんだ。

走り方があるんだ。 短距離走と長距離走はきっと違う。 あなたがたが画策する短距離と 実際の僕が走っている長距離では、 決定的に違うんだと思う。 フォームも、メンタル的な部分も、 心拍も、苦しさも、なに ...

あなたが

あなたが この空の下、何処かで 幸せに生きていてくれれば それでいいのです。

あさひが世界(そら)を

あさひが世界(そら)を染めようとしていた。 息を飲むような沈黙に響いた、カチリ、 という歯車の機械音(きかいおん)。 からくり時計の奥の奥。 あのハトさえも知ることのない、 生まれ至(いづ)る宿命(せ ...