donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
僕は幸せだ。 神様に愛されている。 今はそう思っている。 時代の犠牲にされそうになった時、 いろいろな事柄を逆恨みし、 怒りを撒き散らした。 そんな僕を 神様は許してくれた。 ちゃんと愛する人たちに ...
光が射し込みはじめた部屋に 槇原敬之さんの『朝が来るよ。』が響いている。 冷たいフロアの上でロシナンテII世が 猫じゃらしと取っ組み合いをしている。 こんな時間を『幸福』というのだろう。 ハブラシくわ ...
さらりさらさら 成り行きで さらりさらさら 心のままに
空だけが優しかった。 その表情に同じ瞬間はなく、 ときに厳しく、ときに微笑み、ときに涙したが、 空だけがいつも平等に空でありつづけてくれた。 つらいときも、すぐそばで、 それが本当に、 それこそが、本 ...
その悲しみを その苦しさを 怒りというかたちで 人にぶつけて どうする? どうなる?
沙羅(しゃら)の樹が根をはる あの果てしない蒼穹を 白い翼が昇ってゆく。 足元の揺るがない大地からは 精密な歯車やカラクリの音が震える。 カタッコトッ。 悠久の理(ことわり)がつつみこむ、 懐かしい温 ...
すこしずつ、すこしずつ、ジリジリと ときどき休んで、ときどき進め、 カタツムリよりゆっくりでもいい。 それが 僕のやり方。
フルスイング 白球が青空に吸い込まれてゆく。 白球が青空を吸い込んでゆく。
疲れていたり、 調子が悪かったり、 不遇だったりするのは お前だけじゃない。 まわりを見渡してごらん。 がんばる必要はないが、 甘えてはいけない。 みんなに感謝をして、 真摯に生きているか? 今、自分 ...
無機質の街。 暗がりに寝転んだ。 アスファルトは冷たくも優しい。 喧騒が孤独の色を濃くする。 重苦しい、生命(いのち)と云う気怠さ。 落ちてゆく。 落ちてゆく…渦巻く夕闇。 灯り始めたネオンは座標軸を ...