donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

"らしさ"を取り戻せ。

"らしさ"を取り戻せ。 何をやってもダメだった僕が 少なからず、 成長してきた哲学の基本は 走ること。 ゆっくりと、一歩一歩、前へ。 胸の熱だけでいい。

テーブルの上には

テーブルの上には 黒糖飴の袋とリモコンが 無造作に置かれていた。 縁側の光、逆光線に包まれて、 本好きな彼女は、 ソファに座って、 本を読んでいる。 人間はもれなく 歳を取る生き物らしい。 横顔には白 ...

今朝、街中で

今朝、街中で まだ若いお母さんが 小さいお子さんを 蹲み込んで、抱きしめる光景を 目にした。 僕には一瞬、 二人を包み込む翼が見え、 繭のような型になり、 美しく輝いて 海になり 地球になり 宇宙や、 ...

孤独という白い部屋を

孤独という白い部屋を 涙がピンボールのように 跳ね回っていた。 上下左右後前(じょうげさゆううしろまえ) もうすべてが わからなくなっている。 僕は僕という意識の一点、 或いは融解してしまった全体で。 ...

うらぶれた街の喫茶店。

うらぶれた街の喫茶店。 漂う氷がグラスに当たる、 涼し気な音が響きわたった。 そして夏の魔法は始まった。

その冴えない初老の

その冴えない初老の教員は言った。 「あの夏があるから生きてゆける。 そんな夏を過ごしてください。」

「天才はいない。」

「天才はいない。」 確かそんな広告があった。 残念だけど、天才はいる。 ある程度生きて来て、 僕はそう思っている。 努力に対する 伸びの「倍率」が確かに違う、 才能のある人は、いる。 でも、というか、 ...

人生なんて

人生なんて あっちゅう間のかりそめな泡沫。 表現者なんて口先ばかりの、 ちょっと上手な嘘つきにすぎない。 そう思うことも正直あるのです。 でも、 そればかりじゃないと 信じているので 続けています。 ...

その朝、二度寝の幸せ

その朝、二度寝の幸せについて考えながら TVの前、気象予報士の棒を追う幼いロシナンテII世を見ていた。 日頃の運動不足が最近、お腹周りに現れ始めている。 きっと、こんな僕に大それたことはできない。 僕 ...

いにしえからの

いにしえからの魔法が 僕達を呪っても…、 信じよう。 きっと乗り越えられる。 僕達には 手を取り合って 明日の光を創るチカラがある。