donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

不思議なものである。

不思議なものである。 これといって 秀でたとこのない 僕が今、比較的まともな ダメ人間でいられるのは、 僕のそばを離れないでいてくれた 優しい人と 色々な形で僕を気にかけてくれた 心ある人と そしてた ...

所詮、

所詮、いつも洋服に猫の毛をいっぱいつけた冴えない頭のハゲた中年の男である。

僕は14歳の夏休み、

僕は14歳の夏休み、一冊の本に出会いずっと泣いて過ごした。 その涙がどんなものだったか、今でもわからない。 ただ、僕はその時一度死んで、生きかえったような気がする。 そして、その本は僕が廻る果てしない ...

空に抱かれて

空に抱かれて 恍惚と涙が零れた。 どんな感情からも程遠い、 色を持たない涙だった。 全ての感覚は解き放たれて ただ、ひとつの魂だけが在った。 「有」という世界と 「無」という世界の間で 消え入りそうな ...

自由を求めてしまう

自由を求めてしまう僕の不自由さ。 死は 僕を解放してくれるかしらん。 なんて思う僕のあの世はきっと、 自由には程遠いのかもしれない。 僕の抱える煩悩と闇。 どこまでも罰当たりで甘い。 懸命に生きねば。

マジック・ジョンソンが

マジック・ジョンソンが夢だった。 ジェイソン・ウィリアムズやジノビリのように、 変態ちっくなパスに、命を懸けていた。 たぶん、すこし間違えたタイプの高校生だった。

僕は誰も

僕は誰も幸せにしていない。 あるとき そんな現実に 傷ついた。

大人だとか

大人だとか 子供だとか、 正常だとか 異常だとか、 そんなことはどうでも いいのです。 思ったり、感じたりすること。 そっちのほうがずっと大事。

…忘れていた…。

…忘れていた…。 逆再生の映像みたいに 地面に叩きつけられた雨粒が 空へと還っていく。 水の形(かたち)。 …ふわり。 浮かび上がる。 たかい、たかい空の、あの虹の もっと、もっと奥の、その向こう側。 ...

ただの火傷だ。

ただの火傷だ。 僕はその日 愛のない温もりに 火傷した。 ただ、それだけ。