donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

自分がどれほど鈍感で、

自分がどれほど鈍感で、 相手の気持ちを思いやれないエゴイストなのか、 初めて思い知った。 当たり前だけど、 僕達は別々の、違う価値観、人格をもった人間。 忙しさにかまけて、 思い遣ること、歩みを合わせ ...

言葉を発することは

言葉を発することは 物事を捉えることではなくて ただ、単に、影を創ること。 そう思えて黙り込んだ時期があった。 でも、それでも、『ひかり』がないとね。 きっと、はじまらないんだ。

風に向かって

風に向かって 空に向かって うそぶいた。 「あなたが好き。」 …一編の詩が産まれた。

例えば見上げた空に

例えば見上げた空に 崩れて消えそうな飛行機雲があったとして、 その瞬間に感じた風を 忘れないでいることができたら、 それは〝永遠〟と呼ぶことが できるのだろうか。

雨上がりの裏通り。

雨上がりの裏通り。 水溜まりの水面につらつらと 複雑な模様が浮かび上がった。 昨夜、のたうちまわった平静は 半径5メートルの現実にリンクして、 徐々に明度を上げてゆく。 狂(くる)おしいほど求め続けた ...

とてもこの人には敵わない。

とてもこの人には敵わない。 そういう人が僕には何人もいる。 若い時は、それがとても悔しく、 この人の、この感じ方、この感受性が欲しい。 その人の瞳で世界を覗き見てみたいと、 心底思って、嫉妬したりして ...

捉え(とらえ)方の問題なんだ。

捉え(とらえ)方の問題なんだ。 齢(よわい)を重ねることを、 下り坂だと思ってしまう見方と ひとつ、ひとつ、 積み重ねているのだという見方。 どちらも事実なのである。 冷静に、忍耐深く、したたかに、 ...

曇り空と山紫陽花。

曇り空と山紫陽花。 誉(ほ)められもせず、 讃(たた)えられもせず、 ひっそりとしながら、 ただ、ただ、あることの 圧倒的な凄さ、 物言わぬ存在感。 そこがとても好き。

重ねた手の平で、

重ねた手の平で、 伝う痛み。 味のない煙草と 雨に濡れた長い髪。 辿り着いたねじれた部屋。 出口のない心の迷路。 二度と来ない季節の 幼過ぎた二人。

あなたの嫌いだといった、

あなたの嫌いだといった、 こんな雨の日、 あなたとくだらない話をしながら のんびりコーヒーでも飲みたいな、 と思った今日この頃です。