donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
君は空を耕す天才。 君を見ていると 自然と笑えてくる。
僕は稀代の 嘘つきでも 詐欺師でもない。 ほんのちょっと 希望を謳うだけ。
見まわしてごらん。 世界は最高に愛おしい。 そんな『奇跡』に溢れている。
イエス様も ダヴィンチも ドンキホーテを作り出した人も ゴッホさんも そして あなたも みんな苦しかったのですね。 僕はみんなを助けたいのですが、 そのために今チラつくイメージが 自分の『死』だったり ...
きっと その時計の針は また動き出す。 或いは それに気づいた時からは もうとっくに 動き出しているのかもしれない。
すこし寝過ごした よく晴れた休日の午前中に これまたすこしだらしのない格好で お気に入りの洋楽を口遊みながら、 (ここは洋楽でなければいけない。 必要以上に意味があったり、 感情移入できたりしてはいけ ...
例えば、春先 老猫のロシナンテに ストーブの前を占領されながらも、 ハブラシをくわえ、 新聞を覗き込む日常。
シュワシュワと 透明な泡沫(ほうまつ)が昇っていく。 グラスに映る百花繚乱、 色とりどりの目まぐるしい景色に 翻弄されながら 加速し、昇華していく。 その泡粒(あわつぶ)に映り 入り込んでしまった僕等 ...
街で会ったら どんな顔をすればいい。 無意識にどんな表情をしてしまうのだろう? いろいろあったから…。 被害者のような気でいた。 たぶん、自分勝手な一方的な見方だ。 グランドから遠ざかった日。 故障。 ...
文才が無いからか そのときの空が なんの疑いの余地もないほどに 空っぽかったので 僕は黙り込んでしまった。