donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
「さて、どうしよ?」 僕は、〝あの日確かに殺された心〟を 背負って歩き回っていた。 とりあえず、仲間が欲しいな。 それがダメなら〝なんか〟召喚したい。 弱っちぃもんな。オレ。 友達ってどうつくるんだっ ...
腐るな。 自分にできる 小さなことをやり続けよう。 自分が信じる 小さなプラスのエフェクトを 産み出し続けよう。 世界がどうであれ。 僕は僕。 真っ暗闇の暗黒の孤独の中で、 縋(すが)りついた、掴み取 ...
掻き鳴らした弦の響き。 色とりどりの光と回り歪んでゆく視界。 大地が揺れるようなラウド&ピーク。 幻惑のカノンと仮染めのエモーション。
風に舞った ツバの広い帽子を拾い上げると もうすぐそこまで春が来ていた。
寂しさが なみなみと溢れそうな コップの水面を揺れる。
物悲しい記憶だけが真実だとして、 そこから派生する細かな心象風景の描写。 それは或いは、或る時はタマシイの慰撫。 それが、それこそが 僕が言葉を紡ぐ。 その〝いとなみ〟の本質か。 そんなことはない、と ...
そのとき、 僕を支配していた感情を まるで他人事のように 誤魔化して、やり過ごした。 そんな事ばかり上手くなっていた。
傷痕(きずあと)もまた、 自分のスタイルになっていく。 誰もがオンリーワンのオリジナル。 個人が持ちえる本当の魅力。
僕は僕を傷つけてくれる詩を探していた。 ジャブでも、フックでも、アッパーでも、 ストレートでも、ハイキックでも、 手の込んだハニートラップでも、 ドウマワシカイテンゲリでも、 この僕を殴りつけてくれる ...
愛してるから 愛してるから 愛してるから 狂ってしまうことも、 あるのかもしれない。 それはとても自然なように。 こうやってゆっくり壊れてゆく。