donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

乗り合わせた車両

乗り合わせた車両の床は 家路を急ぐ乗客の傘から 滴る雨粒で濡れていた。 車窓から見上げた空には 鈍色の分厚い雲が広がっている。 混み始めた車内は 学生達の笑い声と赤子の泣き声が響いている。 「何処に運 ...

空の破片が光を放った。

空の破片が光を放った。 開かれた扉は また次の夜を連れてくる。 くたびれた靴が踏み締めたのは 黒だけでも、白だけでもない 色とりどりのどこか懐かしい大地。 止めどなく流れる風が 忌まわしい過去を洗う。 ...

曇天の鈍色の空にも

曇天の鈍色の空にも ちゃんと意味があって、 どの瞬間も かけがえもなく、とても大切で、 だからこその明日なのだと、 僕は目線を前にやった。 街には誰にも気にかけて貰えない街灯が灯り、 急ぎ足の雑踏に色 ...

あなたの瞳(め)に

あなたの瞳(め)に映った空を見て 僕はかけがえのない『大切』を知った。

その日、

その日、 僕は 無意味に 呼吸し続ける自分を 懺悔した。

それを否定できるほど、

それを否定できるほど、 正直なところ、 順風満帆に、 幸せに、生きてこられた訳ではないのです。

「本音」について

「本音」について 本音とはなんなんだろう。 僕は米津玄師のララバイさよならという曲が好きである。これは僕の性格の悪さである。 本音とは後ろ暗い、パーソナルで、自分勝手で、嫉妬や妬みに満ちたものだろうか ...

僕は

僕は その日 ちいさな ちいさな 砂つぶに 宇宙をみた。

僕は

僕は 弱っちい ちいちゃな 無知で 無力な存在だから、 最後の最後の最後には 結局、 信じているのです。 そうしないと 生きていられないのです。

君とは一緒に…

君とは一緒に… 君のすぐ近くには いられないかもしれないけど… 僕は (なんらかの形で) 君を守れたら… (笑顔に囲まれて) 君が幸せであったら… (愛ってよくわからないけど) 君を愛し… いつもそう ...