donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
その悲しみを その苦しさを 怒りというかたちで 人にぶつけて どうする? どうなる?
沙羅(しゃら)の樹が根をはる あの果てしない蒼穹を 白い翼が昇ってゆく。 足元の揺るがない大地からは 精密な歯車やカラクリの音が震える。 カタッコトッ。 悠久の理(ことわり)がつつみこむ、 懐かしい温 ...
すこしずつ、すこしずつ、ジリジリと ときどき休んで、ときどき進め、 カタツムリよりゆっくりでもいい。 それが 僕のやり方。
フルスイング 白球が青空に吸い込まれてゆく。 白球が青空を吸い込んでゆく。
疲れていたり、 調子が悪かったり、 不遇だったりするのは お前だけじゃない。 まわりを見渡してごらん。 がんばる必要はないが、 甘えてはいけない。 みんなに感謝をして、 真摯に生きているか? 今、自分 ...
無機質の街。 暗がりに寝転んだ。 アスファルトは冷たくも優しい。 喧騒が孤独の色を濃くする。 重苦しい、生命(いのち)と云う気怠さ。 落ちてゆく。 落ちてゆく…渦巻く夕闇。 灯り始めたネオンは座標軸を ...
君の瞳には 星空が映っていた。 僕は其の海を泳ぐ 深海魚になりたいと願った。 肺の中を冷たい水が流れ込んで 心の臓がドクリと跳ねる。 遠ざかっていく意識は 星座を結ぶ糸に引っ掛かり 白い光へと入れ替わ ...
無数の蛇を 睨み返した蛙は 本当の悲しみの在り処を 知っていた。
確かな世界から 脚が離れる、 フワリ。 どこまでも無機質な この街のネオン。 DIVEする意識。 透明な旋律が 宙空を支配する。 弾ける彩。 溶けて染み込む響。 『今』にしか存在しないモノ。 『今』に ...
やさしくなりたい。 それは僕のエゴ。 僕が僕として 笑っていたいから。