donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

きっと。

きっと。 そういうものだから。 あの時。 見えていた空の色彩(いろ)で。 たった〝今の空〟を見上げることは。 できないのだろう。

ポジティブ

ポジティブな態度で 期待をさせて。 罪を重ねて、今日を生きていく。 「いつか欺くから」と言えることの 『誠実』さ。

真夏の空に

真夏の空に 雪が一房、ふうわりと 舞い落ちてきました。

ときどき。

ときどき。派手に転びます。 ときどき。強風に飛ばされます。 ときどき。調子に乗って、勘違いをします。 ときどき。高く伸ばした鼻を折られます。 ときどき。怪我をして、痛みを知ります。 完璧には程遠い、有 ...

そんなもん。

そんなもん。 無いに越したことはないんだけれど。 でも。それでも。 やがて訪れるだろう深い悲しみについて。

そんなの。

そんなの。 ネガでも。ポジでも。 ないと思うんだけれど。。。 生きていれば。 できる限りのことはやりたいじゃん。

ある状況下になると。

ある状況下になると。 人は他人(ひと)を売ります。 悲しいかな。 きっと。たぶん。 そういうものです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー その時は。 売ったフリをして。 嵐に自分が飛ばされないだろ ...

夏の日。

夏の日。 レースのカーテンが 風にあそぶさまを、 R2はじっと見ていた。 その光景をまた、 引いた視界で見ていた僕は。 まるで。 神さまがくれた〝調和〟のように感じた。 それはつまりそういうことなんだ ...

知らない他人(ひと)の顔をして。

知らない他人(ひと)の顔をして。 明け残る月の、その白き柔肌を。 明け残る月の、その白き柔肌を。 愛おしさが込み上げて。 胸が熱くなって。 音もなく、ただ溢れる涙。 消えてしまわないように。 おそるお ...

山鳩の鳴き声

山鳩の鳴き声の優しい響きは。 明け残る真白い半月と共に。 境目のない青白い時間を漂っていた。