donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
星月夜。 藍の宇宙(そら)にくるまれて、 森は寝息をたてている。
悲しみがポツリと地面に落ちた。 染み込んでゆく大地にやがて花が咲く。
僕は今、変な深度にいる。 そんな時はたいてい、 ロシナンテII世が近寄ってきて、 僕を助けてくれる。 ロシナンテII世の温度、オッドアイは、 最高のレスキュー隊である。
あなたがいなきゃ、 僕の生きてる意味など きっと、ない。
空が青い。 海が深い。 山が高い。 花がキレイ。 それを知った、 ただ それだけで 僕は ほろほろと 泣き崩れてしまった。
僕はドーナツを見て、思った。 ドーナツにはドーナツにしかわからない、 憂いのようなものがあるんだろうな。 そして、 僕はドーナツをひとくち齧った。
操ろうとする人は、 気づいてるのだろうか? 結局、『それ』によって 自分が奴隷であることに。 と、無責任でいい加減な、僕。
あなたに 触れていたい。 僕には、 あなたの 肌の匂いが とても 落ち着くのです。
あるよ。僕も。 なんか、意味もなく、 生きててゴメンなさいって、 思うこと。
僕は『僕の旅』を続ける。 折り目正しい、約束の結末。