donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

神様、

神様、 彼女をこれ以上、 強くしないでください。 不完全だから 人は美しいのです。 未完だから 愛(いとお)しいのです。

合わせ鏡の

合わせ鏡の4番目のヤツが 変な顔をしたので 堪(こら)えられず、僕は笑ってしまった。

君の深い

君の深い深い悲しみの奥には 一抹の怒りが潜んでいる。 そこはきっと似てるね。 でも、僕等は そんなものには縛られない。 そんなとこもきっと。 さぁ。朝だよ。

雨がふる。

雨がふる。 空から雨粒が落ちてくる。 滲み込んだ模様に鈍色が溶けて 虹色(なないろ)へと表情を変える。 上下対称の水面(みなも)が 歪んで渦巻き、回り出す。 色とりどりの万華鏡。 吹きすさむ寂しさと ...

自分の

自分の信じる世界を 疑わない覚悟。 たとえ疑ってしまっても 確固たる初志に必ず立ち返ることができる、 バランス感覚と勇気。

僕は幸せだ。

僕は幸せだ。

小糠雨が

小糠雨が服を湿らせ、 濡れたシャツは素肌に張り付いた。

焚き火

焚き火をした。 焼き芋をした。 ウチの焼き芋はじゃが芋だった。 熱く、すこし焦げているじゃが芋を あじ塩をかけて、焚き火を見つめて食べた。 大工だった父はうまい焼き芋の焼き方を 教えてくれた。 美味し ...

僕の

僕の透明な羽根は、 君が微笑んでさえくれれば と、そこで喉が詰まった。

人間は、

人間は、哀しいかな、きっとそんなふうにできてる。