donkihote

情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。

すこし虚言癖がある。



ロシナンテⅡ世。通称、R2。

鈍崎邦定の飼い猫。相棒。

オッドアイの白猫。

すべからく

すべからく 恋はいいもの。 たとえ、片恋でも。 (寅さんにも 寅さんにしか感じられない 辿り着けない 特別な景色がきっとある。)

この扉の鍵は

この扉の鍵は彼女が持っている。 この扉は彼女しか開(ひら)けない。 僕は彼女に特別な言葉を使った。 それは僕が初めて自分の弱さを曝け出そうとしたのかも知れない。 だからその言葉をとある小説で見たときひ ...

三日月が滲んで

三日月が滲んで見えたから 僕は咄嗟に耳を塞いだんだ。 身体の中を届かない筈の 悲鳴が駆け巡り、 酷く混乱した僕は ただひたすら 深海魚になりたいと祈った。 あなたの意識の深い、深い 光の届かない海の底 ...

気が遠くなるような

気が遠くなるような繰り返しでも とても難しいことだけど 時々、諦めることがあっても 腐らない。 挫けない。

その一粒が

その一粒が あなたの頬をつたう間に 僕は僕を取り戻さなければ。 永遠にあなたを失ってしまう。

「いつかは

「いつかはわかってもらえるかもしれない。」 「執念深いのね。」 「ヘビですから。」 「あなた、性格がねじ曲がってるのね。」 「ナチュラルにカーブしてると言ってください。」

縫い合わされた

縫い合わされた、交錯する 幼少期と現在の記憶。 小さな街の景色と 赴くままに広がる世界。 太陽が近かった季節と 仄暗い水の中。

雨上がり

雨上がり 紫陽花を讃える 光の雫。 悪いことが続いた。 ウジウジと悩んでいた。 窓の向こうは雨模様。 すべてが最悪だった。 そんな時、懐かしい人から LINEが届いた。 アホなやりとりをすこしした。 ...

記憶なんて驚くほど曖昧で

記憶なんて驚くほど曖昧で いい加減なものなのかもしれない。 残念なことに 僕達が、いや少なくとも僕が 見ることのできる景色は 大人になった今と幼い頃のそれとは全く違う。 幼い頃知ることができた世界は今 ...

こたえなんて

こたえなんて 一生わからなくていい。 あなたがいい。