donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
想像して、 錯乱して、 あなたがいて、 幸せ。
それにしても あのアホな冥王星人、 食えねー奴だ。 エスパーがいることに気づいて 開き直りやがった。 事の最中によく左眼の瞼や 額にキスしたし、 あれは冥王星の儀式かっちゅうの。 キスも生臭かったし、 ...
君は隣を歩いている僕が よく躓(つまず)いて転ぶのを見て、 「どうしてそこで転ぶ?何にもないのに。」 と笑っていた。 僕は誓った。 いつか君がコケたら、10倍笑ってやるって。 。。でももうそれもできな ...
あの小高い丘の公園が好きだったのは、 僕達が住んでいた街を 見おろせたからではなく、 あの空にすこしでも 近づけるような気がしたから。
両の掌を覗き込んで 消えてしまった何かを 思い出そうとした。
自助と命乞いは違う。 最近、自助という言葉をよく見る。 僕は、浅く、安い意味で使われているなと思う。 自分の浅い経験で悪いが、色々、逆風の強い、世の中の醜いところが見えてしまう経験をした僕は、自助とは ...
最近まで 音楽は遠まきに聴いていて 甘酸っぱいもののような気がしていた。 この頃、 久しぶりに、誰かをすこし意識するようになって 苦しい感じがするようになってしまった。 どこか、オタオタしてて見っとも ...
僕は、僕は…僕は…、っばっかりだな。 自分中心で、ダメな、最低な人間だな。
瞼の裏に残光が 漂うように… 音楽は静かに、優しく、 思い出を焼き付けていく。
淡雪が舞う。 宙(そら)から地表に届くまでの スローモーション。 静けさだけが増していく時間。 淡雪が舞う。