donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
指でかぎかっこを作ってみる。 それは一枚の絵になった。 「大丈夫。」 世界は、こんなにも美しい。 愛(いと)おしい。
ドアを開けて、その日、 朝の『空気』に救われた。
すこし こころがカサカサしてる。 と思った。 それは、つまり そういうことで。 ちょっとした感覚なんだけど。 このままではダメだ。
作品(ものがたり)が カタチにならない心の澱(おり)のようなモノを 掬(すく)ってしまう。 そんなときがある。 それがどんな感情かはわからなかったが、 ただあたたかい涙が溢れ出した。
大丈夫。 季節はまたちゃんと巡るものですよ。
細胞分裂して膨張する世界。 複雑にしようと思えば、 どこまでも複雑になる。 僕はシンプルに、 ストレートに生きたい。 たとえ、傷ついても。 器用には生きられそうもないから。
また、悲しい事件がおきた。 彼の、彼女のココロには 何が響いて、何が支配していたのだろう? 彼等の深く計り知れない 井戸のような闇には 何が響いていたのだろう? 誰かの悪意に傷ついていたのだろうか。 ...
それは温もりとかあたたかさとか、 そんな類の生ぬるいものではなかった。 確かな、熱(ねつ)だった。 ひとが持ち得る熱。 タマシイの放熱。 そして。。。放熱の証。
掌で感じる温度より 抱きしめて感じられる温度の方が すこし高い。 そんな事実。
二十代前半。その頃。 結構、いろいろなものを失い続けていて。。 ケルアックに心酔して、 夜毎、呑み潰れては。 嗄(しゃが)れた声で歌う ブルースシンガーに憧れた。 所詮 僕はそんなニセモノ。