donkihote
情緒不安定な、冴えない、ハゲたおっさん。
すこし虚言癖がある。
ロシナンテⅡ世。通称、R2。
鈍崎邦定の飼い猫。相棒。
オッドアイの白猫。
彼女は知っていた。 本質を見抜いていた。 結局。 彼女が言うように。 私も。 〝言葉に呪詛された〟人。 それを利用して生きているし。 それがないと。 きっと。〝今〟もない。
さむい、さむい冬の日が続く。 陽だまりに集まり、 暖をとる小鳥達の光景に。 感じる、幸福感。
(自然界に。。。) 〝在る〟ということ。 フィルターのような。。。 プリズムのような。。。 《介在する物質(なにか)》 どうしても。。。 『光』を遮り。。。 屈折させ。分散させ。集約させてしまう。。。 ...
『合理化』 大きな企業で働くようになって。 ある変革の時期に。 不要な工程を見直すように。 その工程の本質的な意味を再確認して。 本当に無駄なら、省こうとする。 それは。 とても真っ当で、 しごく、正 ...
やがて。一歳月。 春は巡るものです。
「クルシイや。」 ふたりのことを思うと。 今を。昔を。お互いの人生を。思うと。 ときどき。 エアポケットに入ったように。 酷く鬱になる。 僕たちの気持ちの。 (僕は僕のこの気持ちすら どんな感情の言葉 ...
波と波のあいだに。 息を飲むような 静かで、確かな 引力を持った なにかが在って。。。 隣に座っている君に 気付かれないように。 焼き付けた〝永遠〟に 今も。救われている。
地面に舞い降りる瞬間の。 空気抵抗の増すように 翼を丸めたスローモーション。
図書館はいつも。 ドキドキする。 本の匂いに紛れ込み。 様々な出逢いが セレンディピティーが いろいろな世界の扉が 開かれているのを知ることができる。
雨音のリズムが緩やかになってくると。 西の雲間にみえる青空には。 淡い、小さな虹が架かり始めていた。