星空

憎しみの業火に

憎しみの業火に

灼かれぬように

〝喪失〟という水の中を

揺蕩う海月(クラゲ)。

まるで。

なんの感情も持たない

デジタルな廃墟の朝。

心を読み合う、

そして。

その心の気配すら消そうとする

静かで、冷たい戦争。

鈍くなってゆくのは。

『痛み』の感覚。

伸ばした手は。

ただ。触れたくて。。。

あなたの。

嫋やかに靡く、長い黒髪に。。。


-星空