想像してごらん。
君がそれを望むなら。
魂はどこまでも、『自由』だ。
いいかい。
どこまでも、怖いくらいに、だ。
四方八方、永遠、無限に、
真っ白で、真っ黒な無重力だ。
貧相な想像力じゃ、
台無しになってしまうよ。
どんな色にも染められる。
どこまでも。どこまでも。
翔んでいけるんだ。
「空」なんて枠(わく)すら、きっとない。
覚悟してんだろ。
最期の最期に、
どんなに苦しい後悔をしても。
これは、たった一度の
君の一生。
僕の一生。
さぁ。
想像してごらん。