星空

素直に言おう。

素直に言おう。

その出来事は

様々な名札のついた箱に

(例えば。成就、幸福、奇跡、有罪、罰、裏切り、偶然、必然、神秘、罠、落とし穴。などなどetc.エトセトラ。列挙すれば、列挙するほど。そうじゃない気がする。)

(そして。彼女の側からも。。。)

容易にしまえるようで、

決して。

容易に片付けられるものではなかった。

そして。

それから。

僕は僕を幽閉することになった。

それは。つまり。

そういうことであり。

〝僕〟。と言う人間の限界でもあった。

そして、それはあるときには、膿むように僕を呪い続けることになった。

そうやって。

月日は過ぎていった。



-星空