青空

腕まくりをして。

腕まくりをして。余白に。

君が描いてくれたイラストは。

渇いた無機質な日常に咲いた一輪の花だった。

その時。僕は。

この女性(ひと)を逃してはいけない、と。

つよく、思ったんだ。



-青空