或るいは。
人は
生きる、その転機に。
なにか〝善きもの〟に天啓を受け、
それと同時に、それに呪われる。
(なぜなら〝在る〟ということはどうしても光と影をつくりだしてしまうから。)
そして、
自分だけの道を生き、
自分だけのなにかを産み出し、
それを育て、其処になにか意味をみつけ、
様々な感情を胸に
やがて
土に還る。
その繰り返しの円環が
『時代』なのかもしれない。
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そこに〝虚しさ〟をおぼえるほど
ちゃんと生きようとする人生は
長い時間ではない。