「もしも、その気持ちが本物だというのなら、どうか私を、決してあきらめないでください。私はこんなで、片想いのスペシャリストなんですけど。出逢い、想い合う、天文学的な確率の奇跡には気づいているつもりです。だから、なにとぞ、簡単に私をあきらめないでください。一緒に乗り越えていってください。だって、空は、雲は、カタチを変え、流れ続けるものだと思うんです。」
と、僕なら素直にそう言うのに…。
すこし、そんな風に思った。
逆に、こんなだからダメなのかな…。
まぁ、情緒ないしな。ドラマにならんしな。
ロシナンテII世が、じゃらしを持ってきて、遊べと催促をした。
まっ、現実。現実。