茜空

2023 晩秋 ❶

人の世の感情に翻弄されながら。

失い、すれ違った縁も。時間も。

今では。

(それでも、ある種の。怒りのような何かを内包した、悲しみと並走しつつ。)

それはそういうものなのかもしれない。と。

思える朝を迎えていた。

(ゆるく続)



-茜空