朝。
目覚めると。
忌み嫌われるほど。
巨大な醜い蟲(ムシ)になっていた。
顔のない群衆は。
そんな〝私〟にありとあらゆる罵声を浴びせ。
ああしろ。こうしろ。
ああするな。こうするな。
すべて。〝オマエ〟のせいだ。シネ。
袋叩きのように扱われ。
心ある人達ですら。
遠巻きに。怖がるだけだった。
〝私の巨体〟で。
〝私の身動(みじろ)ぎ〟で。
〝心から愛していた大切な人達の生命が
押し潰されて消えた。。。
その悲鳴と物質的な破裂音。。。〟
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〝その頃。。。
生きているということは。
その心臓の鼓動は。
大切な愛すべき人達の犠牲のうえにあった。
(嘘ではないのだ。。。
そういう側面もあることを知り。。。)
そして。。。
私は私を憎み。
私は私を殺してしまいたかった。
消してしまいたかった。
(実際に一度こころみたが死ねなかった。)
生まれたこと。
存在していることを呪った。〟
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(ワタシが、ルールを作る初めての基準だったし、他の人じゃ決してわからない、ちょっと特別な経験です。)