明け方の

2025年2月26日

明け方の

青白い静寂の空に

街灯の孤独な光が

ぼんやりと響いていた。

: 予備校ちかくの。

予備校ちかくの。公園の裏には、お墓があった。勉強するほど時間があった僕等は。喫茶店で話をする合間に、よく二人で散歩をした。そんな時だった。少なくとも僕は軽いデートの気分でルンルンと、彼女と歩 ...

: 僕の考えは

僕の考えは君の考えとほんの少し違う。。今は。。。たぶん、違う岸辺から這い上がったんだ。どっちが正しいとか間違いとかじゃなくてね。僕も僕を生きているから。感じるとこもある。ありがとう。ごめん ...

: ダイヤモンドの牙を研げ。

ダイヤモンドの牙を研げ。駄々をこねる幼い阿呆かもしれない、心の無い鬼かもしれない、そんな獣に食らい付く魂の牙を研げ。強度ではない人の血の通ったあたたかい温もりの牙を研げ。すべての光はそこか ...

: 迷宮の入り口は

迷宮の入り口は唐突に現れた。重厚な扉はひんやりと冷たく、一度足を踏み入れたら簡単には引き返せなくなることを予感させた。相反する好奇心と不安が永遠に混ざり合うことのない複雑なマーブル模様のよ ...

ふと。

滲んで消えた。