星空

或るいは。

或るいは。

人は

生きる、その転機に。

なにか〝善きもの〟に天啓を受け、

それと同時に、それに呪われる。

(なぜなら〝在る〟ということはどうしても光と影をつくりだしてしまうから。)

そして、

自分だけの道を生き、

自分だけのなにかを産み出し、

それを育て、其処になにか意味をみつけ、

様々な感情を胸に

やがて

土に還る。

その繰り返しの円環が

『時代』なのかもしれない。

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そこに〝虚しさ〟をおぼえるほど

ちゃんと生きようとする人生は

長い時間ではない。



-星空