青空

想像はついていた。

想像はついていた。

人の当然持ち合わせる欲求のなかに。 

自分にはとどかない、真似できない、

もっと言うと、存在することを許せない、

例えば、信念のような美しい尊いものを

汚したい、破壊したいという

嫉妬のようなシンプルな衝動があって。

そういうある種の

純粋な悪意のようなものと対峙したとき。

誰もが傷つくように

今の、この世界はできていて。

それは単純に

弱さとかそういうものとは無関係で。

人が人の足を引っ張りたがる、

社会的な平均化に伴うものだったりする。

だから、目立つな。

人に足並みを合わせろ。空気を読め。

とか。

それも処世術や教訓としてはアリで。

でもね。

人と人との距離感が難しくなる、

これから先の未来。

なにか対策を考えないと。

〝人間〟は滅ぶべき種族、生物になる。

僕はそう思うんだけれども。。。

しょうがないものなのかな。。。

-青空

S