星空

「小さな鳥だろうか。」

「小さな鳥だろうか。」

閉ざされていた窓を開けると。

まだ。少し冷たい外気と共に。

楽しそうに語らう鳥たちの

甲高い話し声が耳に飛び込んできた。

もう春がそこまで来ているのかもしれない。


-星空